アガピトスの歴史3

(このブログは一昨日から続くシリーズの3本目です。ぜひ最初からお楽しみください。また昨日のブログを更新しました。昨日読んでくださった方もぜひ最後の方をもう一度読んでいただけると幸いです。)
 さてここまで順調だったアガピトスの勢いは9弾に入ってからも止まりません。アガピトスと相性の良かったカードの1枚目はこのカードです。f:id:kaneimamoku:20210615152457j:plain
 このムルムルというカード、出てくるだけでアガピトスのパワーが8000になりとても除去されづらくなります。ということで注目はされていたんですが…やはり出たときに処理や1マナブーストできるアラゴナイトやウルコスが優先される場面が多い印象を受けました。
 2枚目のカードはこちらです。f:id:kaneimamoku:20210615160022j:plain
こちらのカードは実質的に他のクリーチャーに破壊耐性をつけることができます。殴るときもこのクリーチャーから殴り始めることで後のクリーチャーが安全に殴ることができます。このクリーチャーが使われるようになった経緯はやはりコントロールの増加でしょう。一部を除きビートが活躍できない環境だったのでビートデッキでは入る枠のない相手を除去する呪文が環境で多く見られました。それらをこれ一枚で一回は対策できるのですから場合によってはアラゴナイトより強い場面もあったかもしれません。特にコントロール相手の場合下手にアラゴナイトで除去したりするとゲキで再利用されたりすることもあるので、このカードはかなり使われていた印象です。
 そしてこれまでゲキメツが主なフィニッシャーだったアガピトスを主軸とするデッキにこの2枚がフィニッシャー候補として登ることとなりました。f:id:kaneimamoku:20210615160639j:plainf:id:kaneimamoku:20210615160712j:plain
この2体が揃うことを本家デュエルマスターズでも夫婦ロックともいうほどとても強いフィニッシャーの2体です。アガピトスから出すカードは多色が多くアガピトスを出した次のターンにアガピトスから出したクリーチャーに進化するというのがとても強いコンボでした。実際はクイーンアルカディアスだけでトリガーをケアしたりロックするのに十分な場合も多くキングアルカディアスよりも採用率は高かったイメージです。これらの登場により更にアガピトス率いる多色コントロールは強くなっていきました。次のブログではアガピトスの弱体化とその影響について述べようと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。